海外電力関連 トピックス情報

[世界] IAEA、原子力発電容量の増加予測を上方修正

2022年10月12日

国際原子力機関(IAEA)は2022年9月26日、気候変動とエネルギー危機により原子力発電を解決策と考える国が増えたため、将来の原子力発電容量の予測を増加させたと発表した。
今回公表された「2050年までのエネルギー、電力、原子力発電の推計値」2022年度版によると、現在世界32カ国で430基(約3億8,600万kW)の原子炉が稼働し、電力の約10%、低炭素電力の約4分の1を供給している。
また、18カ国で57基の原子炉(約5,900万kW)が建設中である。
同報告書は2050年までの原子力発電容量の伸びを予測しているが、今回、世界的な原子力発電への関心の高まりを考慮してハイケースの予測を10%上方修正した。
この予測では、発電容量は現在の2倍以上の8億7,300万kWに増加する。
ただし、これを達成するためには、規制と産業の調和、高レベル廃棄物処分の進展など、多くの課題に対処する必要があるとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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