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[米国] Luminant社、コマンチェピーク1、2号機の60年運転を申請

2022年10月19日

テキサス州に拠点を置く大手電力Vistra社は2022年10月3日、同社子会社でコマンチェピーク原子力発電所1、2号機（PWR、約125万kW×2基）を所有・運転するLuminant社が当初の40年間の運転期間を20年延長するライセンス更新を原子力規制委員会に申請したと発表した。
現在のライセンスにおける期限は1号機が2030年、2号機は2033年までとなっており、申請が認可されればそれぞれ2050年、2053年までの運転が可能となる。
Vistra社のBurke社長兼CEOは「米国はクリーン電源への大規模な移行を進めているが、同時に信頼性を見失うわけにはいかない。原子力は排出ガスを出さない電力と常時稼働のベースロード機能をバランスよく提供できる」と述べている。
また同社は、同発電所を中心にエネルギー転換の主導的役割を確立しており、2030年までに温室効果ガス排出量を2010年比で60%削減するという約束のうち、既に72%以上を達成したとしている。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】