海外電力関連 トピックス情報

[スロバキア] モホフチェ3号機が初臨界を達成

2022年11月11日

スロバキア電力(SE)は2022年10月22日、スロバキア南西部のモホフチェ原子力発電所3号機(VVER-440、約47万kW)が初臨界に達したと発表した。
同3、4号機の建設は、1986年に開始されたものの、1992年に中断され、2009年に再開された。
3号機は2022年9月9日に燃料装荷を開始し、同12日の完了後、1次系と格納容器の漏洩・強度試験に合格していた。
同号機は今後、原子炉の熱で加熱した蒸気でタービンを回転・発電し、原子炉出力が20%に到達すると電力系統に接続する計画。
その後出力を上昇させながら複数の試験を実施し、定格出力での144時間の試運転を経て3号機の営業運転が開始される。
同1~4号機までの各号機が定格出力で運転すると、それぞれが国内電力消費量の約13%を供給できるという。
なお、同4号機の建設は3号機よりも1~2年遅れているという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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