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[英国] 米国からのLNG輸入を倍増へ

2022年12月26日

英国政府は2022年12月7日、エネルギー安全保障の向上とエネルギー価格引き下げに向けて米国との間で「エネルギーパートナーシップ」を締結し協力していくと発表した。
両国はロシア産エネルギーへの世界的な依存を減らし、エネルギー市場を安定させることを目的に、エネルギー効率化、原子力、再エネ分野に関する協力をこれまで以上に強化する。
この新しいパートナーシップは、同年11月に行われた英国スナク首相と米国バイデン大統領の会談に続くものであり、短期的には足元のエネルギー需給に対応し、中長期的にはエネルギー転換を加速させるための取り組みを進める。
特に短期的なLNGの供給においては米国が「2023年に少なくとも90億～100億㎥のLNGを英国に輸出する」と約束した。
この輸入量は2021年水準の2倍以上となる。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】