海外電力関連 トピックス情報

[フィンランド] 規制当局、ロビーサ発電所の運転継続などを承認

2023年2月7日

フィンランドの放射線・原子力安全局(STUK)は2023年1月26日、フィンランド経済雇用省(TEM)に対し、フォータム社のロビーサ原子力発電所(VVER-440、約53万kW×2)は2050年まで安全に運転継続が可能と報告した。
同国の電力の10%以上を供給する同1、2号機は、それぞれ1977、1980年に運転開始し、既にライセンスが1回更新され、それぞれ2027年末、2030年末まで運転が可能とされていた。
フォータム社は2022年3月、TEMに対し、両ユニットの2050年末までの運転延長申請を行った。
政府は関係機関などの意見に基づきフォータム社の申請書を審査しており、今回の報告を受け、数カ月以内に2基の運転延長に関する決定を下す見込みである。
同社はまた、同発電所にある中・低レベル放射性廃棄物処分施設を2090年まで運転延長する申請も行っており、これについてもSTUKは、申請書と安全評価の範囲内で安全に最終処分を継続することが可能とした。
ベルギー首相府の1月9日付発表によると、国内で最も新しい原子炉2基の運転期間を2035年まで10年延長するため、ベルギー政府が電気事業者エレクトラベル社の親会社である仏エンジー社と主要事項に関する予備的合意案に署名した。 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ