[ベルギー] 世論調査、過半数が全原子炉の運転延長と原子炉の新設を支持
2023年4月19日
2023年4月5日付の報道によると、ベルギーで同年3月に行われた世論調査の結果、回答者の69%が、ドール原子力発電所4号機(109万kW)とチアンジュ原子力発電所3号機(109万kW)を2025年以降も10年間運転を延長することに賛成していることが判明した。
地元メディア4社が実施した同調査では、さらに回答者の58%が、既に恒久停止された2基を含めた国内にある7基すべての原子炉の運転期間を延長することに賛成した。
また、ベルギーが新しい原子力発電所に投資すべきかどうかについては、回答者の57%が肯定的であった。
なお、ベルギー政府が、ドール1、2号機(46万5,000kW×2)とチアンジェ1号機(約100万kW)の計3基を2027年まで稼働させ続ける可能性について、プラント所有者のEngieと議論しているとの報道があったが、これまで進展状況は公表されていない。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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