海外電力関連 トピックス情報

[日本・IAEA] IAEAの新報告書、ALPS処理水放出計画の安全性の進展を評価

2023年4月19日

国際原子力機関(IAEA)は2023年4月5日、福島第一原子力発電所(1F)の多核種除去設備(ALPS)処理水の海洋放出計画の安全性を審査するタスクフォース(TF)が、2022年11月に実施した1F安全審査ミッションで得られた知見をまとめた新報告書を発表した。
同報告書は、東京電力が2022年2月のミッションで指摘された問題を考慮し、TFのフィードバックにしたがって同計画を更新する上で大きな進展があったと強調した。
また、東京電力が改訂したソースターム(放出が予測される放射性物質の種類、量、形態など)の特性評価方法は、十分に保守的でありながら現実的としている。
TF議長であるIAEAのカルーソALPS安全審査ディレクター兼コーディネーターは、「TFの見解が考慮され、放射線環境影響評価などの主要文書の改訂に反映されたことに満足しており、放出前に更なるミッションは必要なく、放出前の今後数カ月間で包括的な結論を確定させる予定だ」と述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

海外諸国の電気事業

 

米国

 

カナダ

 

フランス

 

ドイツ

 

イタリア

 

スペイン

 

英国

 

ロシア

 

スウェーデン

 

中国

 

インド

 

韓国

ページトップへ