海外電力関連 トピックス情報

[フィンランド] 世論調査、原子力支持率が過去40年間で最高の68%を記録

2023年5月10日

フィンランドエネルギー産業協会は2023年4月20日、カンター・パブリック社に委託して同年3~4月に実施した世論調査において、回答者の68%が原子力発電に肯定的(完全肯定31%、広く肯定37%)で、1983年の調査開始以来、最も高い支持率になったと発表した。
否定的意見は6%(完全否定1%、広く否定5%)まで低下し、「緑の党」の支持者も52%が肯定的だとしている。
2022年4月の調査では、60%が肯定的で11%が否定的意見であった。
同協会のレスケラCEOは、「肯定的な傾向は何年も続いているが、ロシアのウクライナ侵略で引き起こされたエネルギー危機により、フィンランド人は以前にも増して国内電源による解決を強く求めるようになった。EUは、再生可能エネルギーに加え、原子力も気候変動目標に貢献することを認識すべきであり、EUの気候変動に関する法律において原子力は、低炭素電源として促進されるべきだ」と述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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