海外電力関連 トピックス情報

[ロシア] ロスアトム、ロシア初の陸上用SMRによる発電所の設置許可を取得

2023年5月10日

ロシア国営原子力企業ロスアトムは2023年4月21日、同社傘下のロスエネルゴアトムが、連邦環境・技術・原子力管理監督局(Rostekhnadzor)から、サハ共和国(ヤクート)のウスチ・ヤンスク地区の小規模原子力発電所(ASMF)の設置許可を取得した、と発表した。
同発電所は、海上用小型モジュール炉(SMR)をベースとして陸上用に適合させたRITM-200Nを採用している。
同SMRは、同国の砕氷船において過酷な北極圏で試験され、最新の原子力安全要件を満たし、コンパクトにモジュール化され、建設期間が短縮されているという。
「建設が許可されたウスチ・クイガ村周辺では、既に2,000t以上の資材、約80人の作業員、38台の機器などにより、準備作業が本格化しており、2028年には、RITM-200Nによる世界初の陸上ASMFの試運転が予定されている」と、ロスアトムのリハチェフ総裁は述べている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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