中国核能行業協会は2023年4月26日、「中国原子力発展報告2023」(原子力青書)を発表した。
それによると、2022年に中国で新規に建設が承認された原子力発電プロジェクトは5カ所、計10基に上り、同年末時点で建設中の原子炉数は23基(計2,549万kW)と、建設中の原子力発電設備容量では引き続き世界最大であった。
また2022年における商業運転中の原子力発電電力量は4,177億kWhを超え、世界2位であった。
一方、主要な原子力発電設備の国産化率が90%以上に達し、2022年には国内発電所向けに54セットの主要設備が納入され、過去5年間で最多となった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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