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[ノルウェー] 3自治体、SMRの立地可能性を調査へ

2023年5月17日

ノルウェーで小型モジュール炉（SMR）の導入を目指すノルスク・ケネルクラフト社（本社：ベルゲン）は2023年4月28日、同国のアウレ、ハイムおよびナルヴィクの3自治体とSMRの立地可能性を調査する協定を締結したと発表した。
同社は3自治体と協力し、1基以上のSMRを建設する場合の技術、経済および安全面を調査する予定で、地域の状況や自治体の住民からの意見も考慮するという。
また、同社は、SMRプロジェクトがノルウェーの法律や規制に沿って、安全性と環境保護の最高水準を満たすことを保証するため、当局と緊密に連携していくとしている。
同社のHesthammer会長は、「このような協定がノルウェーで締結されたのは初めてで歴史的な出来事。クリーンで信頼性が高く、効率的なエネルギー源で必要な土地も最小限で済む原子力発電への関心が高まった結果」だと述べた。
同社は同年3月に英国ロールス・ロイスSMR社と覚書を締結している。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】