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[米国] DOE、有望な原子力技術に2,210万ドルを支給すると発表

2023年5月25日

米国エネルギー省（DOE）は2023年5月9日、既存および先進型原子炉の実証と展開を加速させる10件のプロジェクトを選定し、合計2,210万ドルを支給することを発表した。
選定された10件については、クリーンな水素製造の拡大を目指すもの（2件）、マイクロ炉の設計の推進（1件）のほか、原子力規制への対応、既存の原子炉の運転改善、および先進型原子炉の開発促進に重点が置かれている。
同資金はDOE原子力局が先進原子力技術開発を行う民間を支援するFOAプログラム（iFOA）を通じて提供される。
DOEは2018年以降、iFOAを通じて18州にわたる31社の48件のプロジェクトに2億3,000万ドル以上を支援してきた。
2023年5月時点で、そのうち28件が成功裏に完了したとしている。
今回の支給は、DOEがiFOAを通じて行う最後の支援となる。

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】