[米国] セントラス・エナジー社、2023年10月に最初のHALEU生産を開始へ
2023年9月20日
濃縮度5~20%の低濃縮ウラン(HALEU)の生産を目指すセントラス・エナジー社は2023年9月6日、オハイオ州パイクトンの濃縮施設でのHALEU生産を同年10月から開始すると発表した。
当初の予定を約2カ月前倒ししての生産開始となる。
同社は2022年に米国エネルギー省(DOE)と締結したコストシェア契約に基づき、2023年末までに六フッ化ウラン(UF6)形態で濃縮度19.75%のHALEUを20kg生産することが求められている。
同社によると、2023年10月に運転を開始する予定の遠心分離機カスケードは16基で年間約900kgの生産能力があるが、十分な資金と引き取る約束があれば、約42カ月以内に120台の遠心分離機による年間約6,000kgまで生産を大幅に拡大できるとしている。
同社は2023年6月に濃縮施設でのウランの保有と遠心分離機へのウラン導入について、原子力規制委員会(NRC)から認可を取得していた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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