PG&E社は2023年11月7日、ディアブロキャニオン原子力発電所(PWR、117万kW×2基)の運転を20年延長するためのライセンス更新を原子力規制委員会(NRC)に申請したことを発表した。
州法および州知事の指示に従った措置であると説明している。
同発電所は運転期間を2030年まで延長する州法が2022年9月に成立しているが、運転ライセンスは2024年と2025年で期限を迎えるため、ライセンスの更新申請が必要となっていた。
今回の申請が認められれば、2030年以降もライセンス上は運転が可能となる点について、同社はNRCでの申請の標準が20年であると説明している。
NRCは今後、申請書が審査に十分であるかどうかを判断した後、数年にわたる評価プロセスを開始する。
なお、審査期間中は、現在の運転期限を越えてもライセンスは有効であり、NRCが本申請に係る最終決定を下すまで、同発電所は運転を継続することが可能となっている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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