[ポーランド・英国] インダストリア社、英国CVGとR&R SMR配備で協力
2024年3月29日
ポーランド産業開発庁(ARP)傘下の国営企業インダストリア社は2024年3月11日、英国のゼロ・エミッション・エネルギーおよび技術開発企業Chiltern Vital Group(CVG)と、ポーランドにおけるロールス・ロイスSMR社製小型モジュール炉「R&R SMR」の配備に関する協力意向書(LOI)に署名した。
インダストリア社は同国南部のゼロエミッション発電と毎年5万tのクリーン水素製造を目指す「中央水素クラスター」のリーダーとして、2023年、R&R SMR技術を採用した。
一方、CVGは、R&R SMR社などのパートナーとともに、英国南西部のバークレー・マグノックス原子力発電所跡隣接地に、世界初のネットゼロ・原子力技術キャンパスを建設する予定。
両社は、学生や専門家の訓練と能力開発、原子力関係のライセンス取得、テクノロジーパーク創設の関連技術の開発、SMRプロジェクトの民間融資モデルの構築などにおいて協力するという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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