[米国] PSEG、セーラムとホープクリーク発電所の80年運転計画をNRCに通知
2024年4月18日
PSEG Nuclear社(本社:ニュージャージー州ニューアーク)は2024年3月28日、セーラム原子力発電所1、2号機(PWR、117万kW×2基)とホープクリーク原子力発電所(BWR、129万6,000kW)について、2回目の運転延長を申請する計画を原子力規制委員会(NRC)に通知した。
正式申請は2027年第2四半期に行う予定だが、NRCに審査リソースを確保してもらうため、十分な余裕を持って通知したという。
認可されれば、セーラム1号機は2056年まで、2号機は2060年まで、ホープクリークは2066年までの80年運転が可能となる。
同社の社長兼CEOのマクフィーターズ氏は、「2024年から、インフレ抑制法(IRA)により創設された原子力発電タックスクレジット(PTC)により2032年までの経済性が見通せるようになったことで、一定の設備投資により炭素を排出しない原子力発電所の長期にわたる維持が可能になった」と述べた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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