[フィンランド] TVO子会社とSE社、SMRによる地域暖房を目指し協力
2024年4月25日
フィンランドの発電事業者TVOは2024年4月11日、TVOニュークリア・サービス(TVONS)社と小型モジュール炉(SMR)を開発するステディ・エナジー(SE)社との間で、原子力暖房プラントの開発に関する協力協定を締結したと発表した。
TVONSはTVOが全額出資するコンサルティング会社、一方SE社は2023年に同国のVTT技術研究センターから独立した会社で、2030年までに同国における初のSMR「LDR-50」による地域暖房プラントの建設を目指している。
同協定により、SE社はTVOの原子力発電所の建設、運転、保守などの専門知識を利用できるようになる。
2020年から開発を進めてきた熱出力5万kWのLDR-50は、約150℃、10気圧未満で稼働し、2重の圧力容器の間の一部が水で満たされており、一次熱交換器の機能を失ったとしてもこの部位の沸騰により、電気・機械的動作の不要な原子炉プールとの受動的熱伝達経路が形成されるという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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