[米国] コンステレーション社、TMI1号機の再稼働の可能性を示唆
2024年5月30日
2024年5月16日付の報道によれば、コンステレーション・エナジー社(本社:メリーランド州ボルチモア)は、パリセード原子力発電所の再稼働計画に注目が集まる中、ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原子力発電所(TMI)1号機の再稼働の可能性に言及した。
同発言は2024年第1四半期の決算会見においてなされたもので、同社のドミンゲスCEOは「再稼働の可能性は検討しているが、具体的な計画はまだない」と述べ、再稼働の可能性を否定しなかったという。
TMI1号機は2019年に閉鎖されたが、連邦政府からの支援を受けたパリセードの再稼働が実現すれば、同様の機会(早期廃止炉の再稼働)につながる可能性があるとしている。
ただし、コンステレーション社は既存の原子力発電所の運転延長や出力増強を最優先とし、SMRのような先進型炉を既存炉に隣接して設置する可能性もあり、TMI1号機の再稼働は将来的な検討事項にとどまるという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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