海外電力関連 トピックス情報

[フィンランド] 大都市の意思決定者の86%がSMR建設を支持

2024年7月26日

2024年7月8日付の報道によると、フィンランドの大都市の意思決定者と有力な役職者への調査の結果、平均して86%が小型モジュール炉(SMR)の建設を支持し、反対はわずか11%だったことが判明した。

同調査は、SMR開発企業Steady Energy社が調査会社アウラ・リサーチに委託して、同年5~6月に電子メールと電話インタビューで行われ、184人から得られた回答に基づくもの。

支持する割合が高いのは、タンペレ市(94%)、エスポー市(93%)、ラハティ市(94%)、トゥルク市(91%)、ヘルシンキ市(89%)などで、最も低いのはヴァンター市(69%)であった。

調査に回答した自治体の意思決定者が若ければ若いほどその姿勢はより前向きであり、SMRを支持する理由は、CO2排出量の削減、安全性、エネルギーの自給、安定供給などであった。

望ましい熱生産の方法を聞いたところ、廃熱利用のヒートポンプとSMRが最も多い回答であった。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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