中国核工業集団有限公司(CNNC)傘下の中核遼寧核電有限公司は2024年7月17日、ウェスチングハウス(WH)社製AP1000の中国版となるCAP1000型炉(PWR、125万kW)を採用する徐大堡原子力発電所2号機の建設を開始した。

同発電所は遼寧省に位置し、同型炉を採用する1号機は2023年11月に建設が開始され、ロシアのVVER-1200型炉(PWR、120万kW)を採用する3、4号機は、2021年7月、2022年5月にそれぞれ着工している。

現在の計画では、同1、2号機が2028、2029年に、同3、4号機が2027、2028年にそれぞれ運開する予定。

さらに2基のCAP1000型炉が同発電所5、6号機として建設されることとなっている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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