[南アフリカ]クバーグ1号機、20年間の運転期間延長の認可取得
2024年8月2日
南アフリカ電力公社(Eskom)は2024年7月15日、国家原子力規制局(NRR)から、クバーグ原子力発電所1号機(PWR、97万kW)の運転期間を2044年7月21日までの20年間延長する認可を得たと発表した。
同発電所1号機は1984年7月に、同2号機は1985年11月にそれぞれ営業運転を開始し、両号機で同国の総発電電力量の5%を供給している。
両号機とも当初の運転期間は40年だが、2021年5月にEskomは両号機の20年間の運転延長申請を行った。
蒸気発生器(SG)全3台の交換が長期運転(LTO)の前提条件となっていたため、同1号機は、電力系統から約1年間切り離されてSG交換を実施し、2023年11月、電力系統に再接続された。
定期検査中の2号機は、LTOの前提条件を満たすための工事などを行っており、NRRによれば、2号機のLTOの決定は運転期間期限である2025年11月9日までには行われるとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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