[米国] NRC、原子力発電所およびウラン濃縮施設に関する公聴会の簡素化を承認
2024年8月8日
原子力規制委員会(NRC)は2024年7月18日、商業用原子力発電所およびウラン濃縮施設の建設、運転などの許認可審査に関する公聴会の手続きを簡素化することを承認したと発表した。
NRCは、同許認可発行前に審査が十分かどうかを判断する公聴会の実施が法律により義務付けられている。
直ちに発効する今回の簡素化により、原子力発電所に関しては口頭発表を伴わない書面での資料提出となり、ウラン濃縮施設に関しては原子力安全・許認可委員会パネル(ASLBP)に委任されてケースごとにNRCの指示を受けながら簡素化された手続きが適用されることとなる。
NRCとASLBPは、過去20年間で21件の公聴会を実施しており、通常は口頭弁論と証人尋問が行われ、膨大な準備書面と回答書が作成されてきた。
公聴会の簡素化については2024年2月にNRCのハンソン委員長が、法的義務を果たしつつ時間と資源の責任ある管理を促進するための方法を特定するよう指示していた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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