[中国] 寧徳5号機と石島湾拡建1号機、新たに2基の華龍1号型原子炉を着工
2024年8月16日
中国広核集団有限公司(CGN)は2024年7月28日、福建省福鼎市の寧徳原子力発電所5号機(華龍1号、121万5,000kW)を着工したと発表した。
同発電所では、1~4号機(CPR1000、108万9,000kW×4基)が2013年4月から2016年7月にかけて商業運転を開始し、第2フェーズの同5、6号機の増設プロジェクトについて国務院が2023年7月に批准していた。
また、中国華能集団は2024年7月28日、山東省栄成市の石島湾拡建原子力発電所1号機(華龍1号、122万5,000kW)を着工したと発表した。
石島湾サイトでは、それぞれ異なる事業主体により、2023年12月6日に高温ガス炉実証炉(HTR-PM、約21万kW)が既に商業運転を開始し、CAP1400型(AP1000の中国自主化・スケールアップ版)2基が建設中となっている。
中国華能集団は、石島湾サイトに“拡建プロジェクト”として華龍1号型炉4基を2期に分けて建設する計画で、第1期の2基の建設は2029年に完了し、稼働する計画だという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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