[アラブ首長国連邦] バラカ4号機、営業運転開始
2024年9月24日
アラブ首長国連邦(UAE)の原子力公社(ENEC)は2024年9月5日、UAEで4基目の原子力プラントとして、バラカ原子力発電所4号機(APR-1400、140万kW)が営業運転を開始したと発表した。
同号機の営業運転入りにより、同発電所は総出力560万kWとなり、年間400億kWhを発電しUAEの電力需要の25%を賄うことになる。
同発電所が抑制する年間2,240万tの炭素排出量は、国の2030年の脱炭素化コミットメント(NDC)の24%の達成に貢献する。
また、同発電所の建設はUAEにおける新たな先進産業の創出を刺激し、原子力科学の研究を促進し、現在までに2,000人以上の高度なスキルを持つ国民がその開発に参加しているという。
さらに、建設段階だけでも、同発電所の4基の原子炉納入により、67億ドルの現地調達がもたらされたとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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