海外電力関連 トピックス情報

[米国] DOE、既存の原子力サイトに6,000万kW以上の新設の可能性を示唆

2024年9月27日

米国エネルギー省(DOE)は2024年9月9日、全米各地の稼働中または廃止された原子力サイトにおいて6,000万~9,500万kWの新たな原子力発電設備を建設できる可能性があるとする報告書を発表した。

「新規原子力のための原子力発電所および石炭発電所のサイト評価」と題した同報告書では、原子力発電所(稼働中の54カ所および最近廃止された11カ所)について、冷却水の利用可能性、地震や洪水の危険性などに基づき評価を実施。

結果として41カ所に新しい原子炉を建設できる余地があることが判明したとしている。

追加可能な容量は、大型軽水炉を利用する場合で6,000万kW以上、より小型の60万kW級先進型炉の場合は9,500万kWになると見積もっている。

また、同報告書では引退または引退間近の石炭発電所についても調査し、1億2,800万~1億7,400万kWの原子力発電容量を追加できるとした。

なおDOEは、同報告書は予備的な分析としてのみ役立つとしている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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