[ルーマニア・米国] 米国輸出入銀行、ルーマニアのVOYGR-6への融資を承認
2024年10月17日
米国輸出入銀行(EXIM)は2024年10月1日、ルーマニア国営原子力発電事業者Nuclearelectrica傘下のSMR開発プロジェクト会社RoPower Nuclearに対する9,800万ドルの融資の最終コミットメントを取締役会が承認したと発表した。
同融資は、RoPowerがドイチェシュティの石炭発電所跡地で計画するNuScale Power製小型モジュール炉(SMR)「VOYGR-6」(PWR、7.7万kW×6)の開発に必要なプレプロジェクト・サービスに対するもの。
両社は2023年後半にフロントエンド・エンジニアリング設計(FEED)契約のフェーズ1でサイト分析を完了。
NuclearelectricaとRoPowerは、米国Fluor CorporationとFEEDフェーズ2契約を2024年7月に締結しており、最終投資決定に必要な最新のコストとスケジュール評価や安全・セキュリティ分析を行う予定。
EXIMは米国の輸出と雇用を支援する公的輸出信用機関であり、本融資で400人の雇用を支援するという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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