[世界] IEA、WEO2024の全シナリオにおいて原子力発電の増加見通しを示す
2024年11月1日
国際エネルギー機関(IEA)は2024年10月16日、2050年までの原子力発電の継続的成長を予測する最新レポート「世界エネルギー見通し(WEO)2024」を発表した。
WEO2024によると、既存エネルギー政策に基づくシナリオ(STEPS)では、世界の原子力発電容量は2023年の4億1,600万kWから2050年には6億4,700万kWに増加すると予測している。
IEAのコッツィ担当ディレクターは「多くの国が原子力政策を見直し、稼働期間を延長し、原子力施設を新設しており、原子力は今後も成長を続ける。これは世界共通の傾向であり、中国、欧米、およびそれ以外の国にも見られる。原子力発電容量と発電量は、全シナリオで増加する見通し。新興・発展途上国が牽引しており、特に中国は、2035年までにSTEPSで増加する世界の原子力発電容量の40%を占める」と述べた。
IEAは、いずれのシナリオでも2030年頃に中国が世界最大の原子力発電国になるだろうと指摘している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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