[フランス・オランダ] 両国政府、欧州における新たな原子力協力の宣言書に署名
2024年11月7日
2024年10月18日付の報道によると、フランスのパニエ=ルナシェール環境・エネルギー移行・気候変動担当大臣とオランダのヘルマンス副首相兼気候変動・グリーン成長担当大臣は、欧州における原子力協力の強化に向けた宣言書に署名した。
同宣言書に基づき両国政府は、新たな原子力発電の開発、欧州のサプライチェーン強化、オランダおよび欧州全体の原子力産業の進歩に向けた原子力エネルギーの長期的な二国間の協力計画を発表した。
2024年前半にオランダ政府は4基の大型炉新設計画を支持し、政府資金を45億ユーロから140億ユーロへ増額すると報じられ、フランス電力EDF、米国ウェスチングハウス社、韓国水力原子力発電が候補とされている。
新設候補地として、オランダ南西部ゼーラント州の同国唯一のボルセラ原子力発電所の敷地が挙げられている。
EDFは、同計画に欧州加圧水型炉(EPR)の原子炉技術を提案しているとコメントしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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