[ジャマイカ・カナダ] ジャマイカ政府、カナダから技術導入の協力覚書を締結
2024年11月7日
ジャマイカ政府は2024年10月22日、原子力技術の導入促進を目的として、カナダ原子力公社(AECL)およびカナダ原子力研究所(CNL)と覚書に署名した。
署名者は、ジャマイカのクロス科学・エネルギー・電気通信・運輸省次官代理、AECLのダーマーカー社長兼最高経営責任者(CEO)およびCNLのクレイグCEO。
署名に立ち会ったジャマイカのホルネス首相は、カナダやフランスなどがエネルギー問題や気候変動の解決策として、安全かつ効果的な方法で原子力発電を利用しており、適切な規制と技術進歩の受け入れで原子力が状況を一変させる可能性があると述べた。
特に小型モジュール炉(SMR)は、従来の原子炉よりもはるかに安全で適応性が高く、ジャマイカのような小国にとって環境への影響が抑えられた、費用対効果の高い解決方法を提供するとし、急速に発展しているSMR技術を活用すれば、ジャマイカに長期的な利益をもたらすだろうと述べた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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