[世界] IAEAとEBRD、原子力分野における協力関係を拡大する覚書に調印
2024年11月28日
国際原子力機関(IAEA)と欧州復興開発銀行(EBRD)は2024年11月13日、アゼルバイジャンのバクーで開催された国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)において、原子力分野の協力関係を拡大する覚書に調印した。
同覚書により両機関は、各国の原子力利用の可能性を考慮しながら、エネルギー政策、エネルギー戦略、ガバナンス・資金調達の枠組みおよびネットゼロ目標達成のための手法の開発における各国の能力構築を支援するための活動を調整するという。
IAEAのグロッシ事務局長は、「EBRDのような金融機関との提携は、低炭素の未来に必要な投資を促進し、原子力をすべての人に利用しやすく、安全で、持続可能なものにするために不可欠」と述べた。
両機関は既にウクライナのチョルノービリ関連プロジェクトなどで協力しているが、今回の覚書は、単なる原子力や放射線の安全問題を超えて協力関係を拡大するための重要な一歩だとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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