米国最初の洋上風力発電運転開始が遅れるとの見解
2012年1月25日
2012年1月12日付の報道によると、米北東部の地域送電機関であるISOニューイングランド(ISO-NE)は、マサチューセッツ州沖合で建設が予定されているケープウィンド洋上風力発電について、「2015年中頃までの運転開始は難しい」とする報告書を連邦エネルギー規制委員会(FERC)に提出した。
同プロジェクトは全米最初の洋上風力発電となることを目指して2001年に計画されたが、電気料金の高騰や自然環境への影響を懸念する人々による反対運動等で建設が先延ばしになっている。
計画を進めているケープウィンド社はISO-NEの評価を否定しており、同社の副社長は「2015年6月までに少なくとも一部は運転開始する」と述べている。
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