1月30日の報道によると、2011年の米国の風力発電導入量は681万kWとなり、前年の導入量(521万kW)から31%増加した。前年度の導入量は上回ったものの、過去最大の導入量となった2009年(1001万kW)と比べると7割程度にとどまっている。米国風力発電協会(AWEA)によると、現在のところ建設中の風力発電が830万kW以上あり、2012年も導入量は伸びそうであるが、風力発電に対する優遇税制は2012年末までに運転開始した設備が対象となっており、この優遇税制の期間延長が行われなければ導入量は2013年以降減少する可能性もある。

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