スペインの原子力安全委員会、ガローニャ原発の寿命延長に同意
2012年2月29日
2月20日の報道によると、スペインの原子力安全委員会(CSN)は、同国のガローニャ原子力発電所(出力44万6000kW)が2013年の運転期限を超えて運転することについて、原子力安全、放射線防護上からの障害はないとする報告書を政府に提出した。同原発の運転期間更新時期であった2009年、少なくとも2019年までは安全に運転できるとCSNが判断していたが、当時の社会労働党政権は2013年までの延長と決めた。しかし、最近選ばれた国民党政権は今年1月に、2013年の閉鎖命令を取り消し、CSNに検討を要請していた。同発電所を所有するNuclenorは、改めて2019年までの運転申請を提出する見通し。
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