ドイツ、大口の電気料金が2025年までに70%上昇と予測
2012年5月29日
5月15日付の報道によると、ドイツの大口電気料金が2025年までに現在に比べて70%上昇するとの調査結果が発表された。ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の商工会議所からの委託を受けて、同州のカールスルーエ大学(KIT)が調査したもので、再生可能エネルギーへの転換と脱原子力発電によるコスト増を主な原因として挙げている。今回は大口電力顧客向けの料金だけを調査した。商工会議所のベルント・ベヒトルト会頭は、この調査結果について「電気料金がこのように劇的に高くなるようであれば、ドイツ企業の国際競争力が落ちる」と語り、懸念を表明した。
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