2013年10月24日の報道によると、パキスタンは中国からの資金援助を受けて、出力100万kWの原子力発電所建設の作業を開始した。建設費40億ドル(約3900億円)と見積もられる発電所は7年後に運転開始する予定。プロジェクトのための現在の予算10億ドルから、最初の支払いが政府からパキスタン原子力委員会(PAEC)に行われた。シャリフ首相は、100万kWの原子炉2基の建設構想のあるカラチ沿岸発電プロジェクトの一環として、後日、新たな建設計画もスタートさせる。政府は、さらに中国の支援を受けてパンジャブ州での原発建設のための資金も計上している。PAECは、2030年までに原発で880万kWの電力を生産する目標を掲げている。

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