国際原子力機関(IAEA)高官は2014年2月13日、今後の5年間に世界で4カ国以上が初めての原子力発電所建設を開始するであろう、と語った。同氏は、ここ2年間でアラブ首長国連邦とベラルーシで初めて原発建設が始まっていることと、バングラデシュ、ヨルダン、トルコ、ポーランドの計画について触れた。IAEAは2013年、福島事故により原子力発電の長期見通しを3年連続で下方修正した。しかし、アジアでの拡大により、設備容量は2030年までに依然としてほぼ2倍に拡大すると予想している。同氏によると、ベネズエラのように福島事故後に断念した国もあるが、30カ国以上が原子力に関心を示しているという。

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