エネルギー・気候変動省(DECC)は2014年7月31日、2013年の再生可能エネルギーによる発電電力量が2012年比で30%増加し、電源構成(kWh)全体に占める割合が14.9%(537億kWh)であったと発表した。中でも、陸上風力が121億1200万kWhから169億9200万kWhへ、洋上風力が75億5000万kWhから114億4100万kWhへと、それぞれ大きな伸びを見せた。これは、導入量の増加と2013年を通して安定した風速が得られたため。これにより、英国の最終エネルギー消費量に占める再エネ比率は5.2%となり、2012年比で1%増加した。ただし、2009年EU再エネ利用促進指令において、英国は2020年までに再エネ比率を15%まで引き上げることを義務付けられており、現状では大きな隔たりがある。

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