[米] エネルギー省、太陽エネルギーの活用をさらに支援
2015年6月10日
米国エネルギー省(DOE)は2015年5月26日、安価な太陽エネルギー、またそれを支える労働力養成のため3,200万ドルの補助金を拠出して太陽電池の開発を支援することを発表した。
最大1,200万ドルを、太陽光パネルに関わる熟練工の養成に当て、2020年までに太陽エネルギーに関わる労働力市場を成長させるため75,000人の労働者の訓練を実施する。
500万ドルを市場の透明性と太陽エネルギーデータへのアクセスを増加させることを目的としたプロジェクトに使用し、収集、管理、および太陽光発電のデータを確保することで、太陽エネルギー市場の透明性と公正な価格設定を後押しする。
1,500万ドルを、新しい集光型太陽熱発電(CSP)コレクターの設計・開発プロジェクトに提供し、CSP発電施設の最も高価な要素である集光装置の部分でコストを削減する。
DOEはこの資金提供によって、家庭用需要家や商業用需要家が太陽エネルギーをより利用し易いものするために役立つとしている。
以上