2015年5月18日付の報道によると、2014年末時点で稼働している火力発電設備容量は9.2億kWで、年間利用時間数は4,706 時間で、通常の計画値5,500 時間よりかなり少ない。

この通常の利用時間であれば7.9億kWの設備容量があれば足りることになり、1.3億kW分が過剰ということになり、建設単価4,000元(約7万8,000円)/kWとすると約5,200億元(約10兆円)が過剰投資であるということができる。

中国国内における経済減速に伴い、電力消費量の伸びが低迷していることが要因。

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