2015年10月14日付の報道によると、米国中西部に位置する合計約60万kWの火力発電所について、今年中に廃止されることが明らかになった。
そのうちウィスコンシン州にあるAlliant Energy 社のNelson Dewey 発電所(20万kW[石炭])と、Westar Energy社のカンザス州にある3つの発電所〔Lawrence およびTecumseh(計20万kW[石炭])、Hutchinson(17.6万kW[天然ガス])〕については、いずれも古い発電所で、オバマ大統領のClean Power Plan(CPP)の影響を受けて廃止が決定されたものである。
また、ウィスコンシン州にあるDTE Energy 社のStoneman 発電所(4,000kW[バイオマス])は、天然ガス火力の競争力が高まったため廃止されるもので、バイオマス以外の再生可能エネルギーによる発電所へリプレースされることとなっている。

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