2016年3月9日付の報道によると、中国核工業建設集団公司の王社長は全人代の席上、次世代型の原子炉である高温ガス炉を熱供給にも利用することを提案した。
王氏は、「暖房用に使われる石炭により多量の汚染物質が排出されるため、高温ガス炉を熱供給源として利用すれば、PM2.5排出量の軽減に有効である。
また、高温ガス炉は、国内で設計・製造している。第四世代高温ガス炉は現在山東省栄城の石島湾で据え付け作業が行われており、間もなく試運転段階に入る。
高温ガス炉は環境に優しいので発電、海水淡水化、熱供給等に利用でき、海外へ輸出することも期待できる」と発言した。 

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