ウクライナ国家原子力発電会社エネルゴアトムの子会社であるアトムプロジェクトエンジニアリング社総裁は2016年10月19日、チェルノブイリ原子力発電所サイトに建設が予定されている使用済燃料集中貯蔵施設の実質的な建設作業が2017年3月に開始される見込みであると述べた。
ウクライナのザポロジェ原子力発電所では、2001年に使用済燃料用の貯蔵設備が完成していたが、その他の発電所からの使用済燃料の貯蔵設備として、2004年にエネルゴアトムと米Holtec社の間で本施設の建設契約が締結されていた。
しかし、度重なるウクライナの政変で建設が遅れていた。
2014年にプロジェクトが再開され、2015年10月にはウクライナのターボアトム社への乾式キャスクの製造技術移転が決まっていた。

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