ホルテック社は2017年3月31日、ニューメキシコ州における、使用済燃料の統合型中間貯蔵施設の建設・操業に係る許認可申請書を原子力規制委員会(NRC)に提出した。
同計画は、ニューメキシコ州南東部の自治体によって設立されたELEA社が進めているもので、ホルテック社のHi-Storm UMax system(キャスクを地下に収納するタイプ)と呼ばれる貯蔵システムを用いて、キャニスター1万体分の使用済燃料を貯蔵することになっている。
統合型中間貯蔵施設は、使用済燃料の最終処分場計画が進まない中、処分場操業開始までの暫定策とされているもので、テキサス州においても2016年4月に、同様の申請がWCS社よりなされている。

 <参考>
[米国]WCS社、使用済燃料の統合型中間貯蔵施設の許認可申請をNRCに提出(2016年5月23日掲載)

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