チェコ産業連盟のStanislav Kazecky副会長は2017年4月27日、韓国水力・原子力発電(KHNP)主催のチェコ・韓国原子力事業者フォーラムにおいて、同連盟から原子力発電所建設事業に対する出資はチェコ企業のシェアが70%以上を占める場合のみであると発言した。
KHNP側は提案に理解を示し、チェコの原子力発電所建設事業にかかわる大部分をチェコ国内のエンジニアリング会社に割り当てる計画を明らかにしている。
チェコ政府は2015年に原子力発電を増加させる長期計画を承認し、ドコバニ発電所およびテメリン発電所に原子炉を建設することを予定している。
同プロジェクトの資金調達は明らかにされていないが、米国、ロシア、日本、フランス、中国、韓国の主要な事業者が入札することが予想される。

 

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会】

 

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