バージニア州に本社を置く大手電力会社のドミニオン社は2017年11月13日、所有するノースアナ原子力発電所1、2号機(PWR×2基、バージニア州)の2回目の運転ライセンス更新(20年延長)を行う意向を原子力規制委員会(NRC)に通知した。
このライセンス更新のNRCへの申請予定は2020年となっている。
ノースアナは既に1回目のライセンス更新を済ませており、2回目のライセンス更新が認可されれば1、2号機はそれぞれ、2058年と2060年まで80年間の運転が可能となる。
ドミニオン社は、所有するサリー原子力発電所(PWR×2基、バージニア州)についても2回目のライセンス更新を行う意向を既に表明(2015年11月)している。
同社はノースアナとサリー発電所のライセンス更新に係るアップグレードに最大40億ドルを投資する計画である。
今回のノースアナにより、2回目のライセンス更新の正式な表明は、サリー、ピーチボトムに続き3件目(計6基)となった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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