エネルギー情報サイトは2018年2月5日、原子力発電公社Eletronuclear(エレトロブラス傘下)が2018年第4四半期までに、建設中の原子力発電所Angra3号の建設再開等に関する方針を決定する見通しと報じた。
現時点では親会社の連邦電力公社エレトロブラスが、建設工事やその後の運用について、パートナーとなる外国企業とどのような協力体制で進めるのか検討している段階である。
Angra3号の工事が2020年1月に再開した場合、2025年には同発電所の実運用が可能になると見られている。
Eletronuclearによると、工事の進捗は62%まで完了している。
また、同社はAngra3号は2011年の福島第一事故の教訓をもとに、世界で建設中の原子力発電所に採用されている安全基準と合致した安全対策が採られるとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

以上