米国GNF社(GEと日立製作所の合弁会社)は2018年2月8日、米国エネルギー省(DOE)の「事故耐性燃料の開発」プログラムで開発された沸騰水型原子炉事故耐性燃料の試験用集合体をサザン原子力運転会社向けに出荷したと発表した。
事故耐性燃料は、設計限界以上の事象が発生しても安全マージンを確保できるような燃料技術の開発を目指し、2012年からDOEが進めてきたもので、GE社、アレバ社、ウェスチングハウスが開発に参加していた。
耐酸化性や耐摩耗性に優れたIronCladやARMORと呼ばれる幾つかの試験集合体をサザン社のエドウィン・ハッチ発電所(91万kW、BWR×2基)に装荷し、試験を行うことを予定している。
 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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