ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は2018年3月29日、2017年の温室効果ガス(GHG)排出量(速報値)を公表した。
これによると、2017年のGHG排出量は前年に比較して2.6%減少した。
最も大きな減少を記録したのは電力を含むエネルギー供給部門からのCO2排出量で860万t(7.6%)少なくなった。
BEISではこの要因として、石炭の使用量が2016年より28%少なくなり、石炭やガス火力から再生可能エネルギーへの転換が進んだためとコメントしている。
2017年の発電電力量の約50%は再生可能エネルギーと原子力の低炭素電源であった。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

<参考> [英国] 政府、低炭素化に向けた戦略「Clean Growth Strategy」を発表(2017年11月1日掲載)

 

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