2018年4月26日付の業界紙によると、カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)と米国エネルギー省傘下の国立再生可能エネルギー研究所(NREL:National Renewable Energy Laboratory)は、「ドラゴンカーブ」と呼ばれる需要の増加を懸念している。
これは、EVの所有者が職場で充電する需要の増加、および帰宅後、家で充電する需要の増加により、2つの需要の山ができるものである。
特に夕方以降の需要の増加は著しい。
また、短時間で充電を完了する高速充電の影響で、約30分周期の小さな山(スパイク波形)が需要曲線の表面に現れる。
このスパイク波形がドラゴンの背びれのように見えるとCECはコメントしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[英国] National Grid社、2040年のEVによる電力需要を500万kWと予想(2017年9月6日)

 

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