ウクライナ原子力発電公社のエネルゴアトム社は2018年6月6日、南ウクライナ原子力発電所4号機を2033年までに建設する計画について言及した。
同計画は、エネルゴアトム社内での承認を得ており、今後政府の承認を得ることになる。
エネルゴアトム社は、2018年中に準備作業に着手できれば2033年までに建設を完了する計画としている。
現在、南ウクライナ発電所ではロシア設計のVVER-1000を採用した原子炉3基が運転中であるが、同計画には、炉型を決めるための情報収集作業が含まれていることから、現時点で同4号機の炉型は決定していない。
なお、政府は2017年8月、エネルギー戦略を閣議決定し、2035年まで原子力のシェアを約50%に維持することとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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